一歩踏み出す

このブログは、本人や保護者に加え、できれば、保育士と教員、そして、教員等を志す学生にも読んでほしいと思って書いています。今回は、どちらかという学生向け。

香川県に来て、21年目。33歳でやって来ましたから、今年54歳になります。少なくとも、20年間は学生たちを偏りはありますが、見続けて来ました。20年間の最初の4分の1(5年間)は、研究者育成みたいなことを意識していました。大学を卒業して大学院に進学して、研究者あるいは専門家に育つ学生ばかりに目が向いていました。残りの4分の3すなわち15年間は、どちらかという、実践(現場)に学生たちを向かわせよう、経験させようと自分なりに熱心に取り組みました。最初の5年間はともかくとして、残りの15年間でわかったことがあります。
それは、一歩踏む出す学生たちがほとんど成長するという、当たり前の事実です。人間としても、また、教員等としても。ボランティアという響きに多少なりとも違和感はありますが、いってみれば、そのボランティア的な活動に一歩踏み出す若い人たちの成長ぶりに驚きます。かれらは汗を厭いません。(では、踏み出さない人がダメか?というと、それは、私にはわかりません。)

twitterなどを読んでいると、教員の対応のまずさなどが批判されています。読むと確かに「これではなあ」と思いますが、学生時代にこうして踏み出す勇気を持ち、育っていく人たちは、きっとそんなことはないでしょう。

大学教育(カリキュラム)には、あまり実践がありません。発達障害についても、私を含めて、文献を読んで、その浅薄な知識を伝達し(教育にはなっていない)、それを試験に出すというサイクルにはまっている教員が多いのです。そればかりか、その専門を謳いながら、現場に行って、とんでもないことを言ってくる「専門家」もあります。専門家が大丈夫と言って、貴重な1年間を無駄にした事例も少なくありません。
そんな人の授業を受けるのではなく、どんどん現場に入って、勉強させていただくことができる学生も多くいます。

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